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地獄変相ノ漆 [ライト関連]

 

 

其ハ輪廻ノ奈落

其ハ灼熱ノ責苦

其ハ冷酷ノ支配

其ハ永久ノ苦痛


其ノ名ヲ

「地獄」トイフ

 

 

 

輪廻の奈落とは、仏教に於ける六道の最下層「地獄道」

灼熱の責苦とは、イスラム教に於ける左側(アラーを信じない)に属する者達が終末の審判後に責苦を受ける「ジャハンナム」

冷酷の支配とは、北欧神話に於けるロキの娘で下半身腐乱の女神ヘル"Hel"が支配する死者の国「ヘルヘイム」

永久の苦痛とは、あくまでも概括的なキリスト教概念に於ける"Hell"「永遠の地獄」


上記以外にも多々。世界には実に様々な「地獄」が、、、

とか書きたいところなのですが、これが、あるといえばあるし、無いといえば無い。みたいなカンジなんだと思うんですよね。


ものすごーく大まかな解釈に過ぎないのですが、

現存し大きな勢力を保っていたり、あるいは有名だったりする宗教は、

バラモン・ヒンドゥー・ゾロアスター・仏教など的「ヴェーダの宗教」からの流れ。

ユダヤ・キリスト・イスラムなど的「アブラハムの宗教」からの流れ。

また、オリュンポス・北欧・ケルト・スラヴ・シュメル・マヤなど、あるいは南北アメリカ・アフリカ・オーストラリア大陸に於けるネイティブアメリカン・アフリカン・アボリジニなど土着系というか、要するに「ヴェーダ」や「アブラハム」の流れに滅ぼされたり吸収されてきたパンテオン。すなわち「神話」にまつわる流れ。

アジア大陸なら儒教・道教・陰陽とか、日本なら神道・修験道など、そういう極東発展の宗教の流れ。

みたいに大別できると思うんですよね。


結局、数多ある宗教と呼ばれる思想ってのは、

それらが分離・派生したり、一部もしくは大部分融合したり、更にはそのそれぞれに対するバックラッシュ的発生のものが多種多様に存在しているようなイメージなのではなかろうか?と。

 

そもそも「地獄」という概念は、

紀元前3500年頃成立といわれている古代メソポタミアの文明にまで遡るものであるのだとか。

メソポタミアに興った文明群は世界最古、もしくはそれに近いと考えられており、故に、現存する多くの宗教の源流となった思想発祥の地でもあると考えられています。


だから、

それを持つ宗教思想にあって「地獄」は、多くの類似点を持った、ある意味共通のコードとして機能している。

 


しかし、

だからって全ての宗教に最初から「地獄」が存在したって訳でも無いようで、


古代エジプトの神話では、

死後、人は女神ジャスティス(ギリシャ神話のテミスもしくはローマ神話のユスティティア)の原型だと考えられる女神マアトの左手に在る天秤に心臓を乗せられ、もう片方に乗せられたダチョウの羽と重さを比べられると考えられていたのだとか。

マアトの持つ(髪につけている)ダチョウの羽は真理の象徴であり、過去に悪行を為した者の心臓はこの羽より重い。

天秤が心臓側に傾くと、その心臓はアメミットというキメラに食べられてしまい、死者には「二度目の死」が与えられ、その魂は消滅してしまうのだそうです。

すなわち、

そこに罪人の逝く世界、「地獄」は存在していない。


以前 「波羅葦僧」 という記事で少し触れていますが、

神道、まあ、現代神道はよく解りませんが、基本的には神道にも「地獄」の概念がありませんでしたし、

仏教やキリスト教、あるいはその他の様々な宗教宗派でも「地獄」の登場はその根本思想発祥より後であり、あるいはそもそも存在しなかったにも関らず他の思想から抽出され取り込まれた場合も多いと考えられているようです。

 

ならば。

ならば、ですよ。


なぜ人は「地獄」なんてな厄介な概念を創り出し、あるいはそれを自ら取り込んでしまったのか?

 

それはいわゆる「七つの大罪」

傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲。


別に罪じゃなくて業とか煩悩とかでもいいですけれど、

「地獄」ってのが、とにかく罪や業や煩悩、すなわち「良くないこと」の結果として裁かれ突き墜とされる場所であるとするならば、


しかし人は、

身の丈を超えるほどの自信を持たねば生命力を失い、

他を羨み妬まねば何も生み出せず、

心底怒らねばどれひとつ変えられず、

全てを弛緩せねば己を癒すことも出来ず、

強く欲さねば得られず為し得ず、

時に過ぎるほど食わねば育たず、

目合わなければ、滅ぶ。


それらは恐らく人にとってデフォルト装備であり、

考えようによっては「なくてはならない」とも言える。

 

なのに、何故?

なぜ人は「地獄」などという荒唐無稽な人工の概念を以ってそれらを抑制しようと試みなければならなかったのか?

 

 


さて、


朝のメニューは、

2010122401.jpg

鍋の残りに、うどんでした。


この時だったのか、この後のことだったのか、あるいは昨夜の出来事であったのか、

ちょっと定かな記憶では無いのですが、寒い上にガスの残量が乏しくなってきたとかで、火力が下がってたらしいんですね。

で、少しボンベを温めれば火力が上がるんだとかで、

2010122402.jpg

写真だと恐らく安全な範囲なんですが、このボンベをバーナーの火にかなり近づけるという裏ワザが披露されたんですね。


「えー?だいじょうぶなんですか?吹っ飛んだりしませんか?」


「だいじょうぶだいじょうぶ。

 いままでに何回もおんなじことしてますから(^^)」


「いままでは知りませんが、いま、だいじょうぶじゃないかも知れないじゃないですか。

 やめませんか?(--)」


「まあまあ、そんなに神経質にならなくても(^^)」


「しかし、破裂したら底かアタマが抜けるワケでしょ?

 直撃食らいそうな位置に居るのはアナタだったりしますが?」


「え?それはヤだな(^^;」


「でしょう?」


「だから、だいじょうぶだっていってるでしょーが(#^^)

 本当にいく度となくやってますから。危険はありません」

 

高圧力で圧縮されたガスは、解放され気化するとき気化熱を持って行く。

そうすると、ボンベ内部はガスの放出と共に温度を下げる。どの程度だか数字では知りませんが、かなり。

だから、直火にでも触れさせるような無茶をしなければ、あるいは極端な熱伝導をボンベに与えるようなことをしなければ、そうそうボンベが炸裂してしまうような事にはならない。


なんとなくの知識から、確かに私もだいじょうぶなのだろうと考え引いてみたものの、、、


・・・得心いかねーなぁ(--)・・・


イヤな予感とでもいうのか、基本的に小心者であり臆病な私は、どうも、こう、なんか気持ち悪いワケですよ。

だから、目はボンベにくぎ付けになる。


で、じぃーっと一点見つめに集中していると、

 

カンっ!


金属の変形する乾いた音が響き渡る。

 

「うわっ!うわっ!カンいいましたよカンてっ!!(^Д^;アワワアワワ・・・」


「いやあ、まあ、だいじょうぶでしょう(^^)」


「もはや明らかにだいじょうぶじゃねーよっ!(#^^;」

 

まあ、さすがにその後ボンベは火から少し距離を置かれ、なんやかんやゆーて結局は事故も無く。

小心者の杞憂は杞憂に終わり、我々は朝食にありついたワケなのですが、、、

 

けれど、これ、この出来事。

どこかでなにかを間違えていたら、誰かがケガをしていたのかも知れない。

いや、あるいはもっと重大な結果にならなかったという保証はどこにもないのではないか?と、後からですが私は思ったんですね。

 

ふとした油断が、勘違いや思い込みが、楽しいはずの時間を一瞬で悲劇に変える。

そして、起こってしまった悲劇は決して無かったことにはならない。


事故ってのは、たぶんそういうものなのではないかと私は思いますm(_ _)m

 

ケガしてもつまんねーですからね。

やっぱ、なにを置いても「安全第一」かと(^^ゞ

 

 

さてさて、


オフ最終のフィールドワーク(?)は、

2010122403.jpg

渓谷の散策でありますな(^^)


あんま時間も無かったんでちょこっとだけの道程ではありましたが、

2010122404.jpg

2010122405.jpg

2010122406.jpg

まあ、、、どーだろ?

 

2010122407.jpg

2010122408.jpg

・・・「注意せぇ」と言われてもなぁ(--;・・・

みたいな、

まあ、あんま地震や大雨の時には近づきたくない、アブねーっちゃあアブねー場所と言えなくもない、、、かなぁ?

みたいな遊歩道でした。

 


2010122409.jpg

アタシ如きの写真だと、なんならデケー植え替え前の盆栽みてーですが(^^;

この根が浸食され削り取られていく岩盤を抱え込み守ったのであれば、その力強さは畏怖すべきものだと思われました。


2010122410.jpg

2010122411.jpg

ナラやカシ、クヌギなどだと思います。それらの種子、すなわちドングリが密集的に成長し複合されたと思しき巨木。

長い長い時間を掛けて互いが互いを吸収しあい融合することで、たとえ岩に引き裂かれ傷つこうともそれを治癒し成長し続けるソサエティは、

まさに生命の塊。


あとは、

2010122412.jpg

2010122413.jpg

2010122414.jpg

こんなカンジでm(_ _)m


途中洞窟というか、岩盤の浸食みたいなところへ潜り込んでみたりしつつ、

散策は終了。

 

取って返した我々は、

2010122415.jpg

よーやく、今回のメインイベントとも言える「地獄」を体験(つ△T)ナガカッタ・・・


ちなみに、

決して食べ物に詳しくないワタクシ、「地獄だき」とか「五島うどん」なるものの予備知識はまったくありませんでしたので、

ぢつは内心。

「なんだ、よーするに細うどんの釜玉なんじゃねーか(--)」

くらいのイキオイで箸を進めると、


・・・うをっ!うめぇっ!!(゚∀゚)・・・


食べ方というか、シチュエーションってが、まあ、あります。確かに。

けれど、試しに卵しょうゆ無しでつまんでみると、

どっちかっつーと細いうどんというより太い素麺みたいな、それでいて決して素麺のように淡白なカンジのしない独特の歯ざわり、そして、これも独特というか、いままでに知らない甘さを含んだ塩気。それから正体の判らない旨み。

麺そのものが関西でいう麺となんか違うという。。。

いや、まあ、さっき普通のうどん食ったばっかなんで(^^;ヨクワカルトイウ・・・


自他共に認めるであろう小食、かつ不調を感じ始めていた私は先に箸を置くのですが、

顔を上げて見回せば、

皆さん(というか98kさんとHiguさん、特にHiguさんだったような気がしますが、、、)

狂ったよーにお代わりしてはずるずるーっと、それはもう、あっちゅーまに無くなってしまうイキオイで消費されていきましたとさ(^^;

 

んで、

食後は撤収。


当然タープが最後になるんですが、


ああ、そうそう。今回は私がタープ担当でしたm(_ _)m


湯気で結露したタープの天幕を「あとが大変でしょうから(^^)」とまったく同じタープを持つwingさんが、業務用スーパーで買ってきたというやたら給水の良いタオルで丁寧に拭いて下さり、

その後、皆で撤収m(_ _)m

 

撤収が終わって、

まるで何事もなかったかのようにがらんとしてしまったサイト。


「次はちょっとだけガチなケイビングを」

北陸へエビを食べに行きましょう」

関東のオフへも行ってみたいですね」

「5月には熊野で」


などと交わす言葉は、


要するに

「また会いましょう」

 

相乗りで来られた4人の方々を、なんだか寂しいような、とても名残惜しい気持ちで見送り、

私は、ひとり車を走らせ家路へと。

 

こうして、


私の「地獄」オフは終わりましたm(_ _)m


コメント(6) 
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コメント 6

98k

あの時のカセットボンベは、ほとんど空だったんですよ。
ええ、「ほとんど」・・・です。
で、最後の一滴まで絞ろうと火元に近づけたんですが、
あの「カン」とゆー音は、わたくしもはじめての経験でした。
で、仕方なく遠ざけると、案の定火力が著しく低下、
ちょうど、最後のひと煮立ちをさせたいところでしたが、
今さら新しいカセットボンベと交換するのもいやだし・・・
と困っていたところ、Higuさんが両手で握りしめたんですね。
すると、なんとゆーことでしょう!!!
火元に近づけたときよりも大きな火力になったのであります。
おかげで最後の一滴まで燃焼させることができました。
いやあ、彼の掌の温度とゆーのは、いったいどのぐらい・・・

それにしても、五島うどんの地獄だきは旨かったですね。

ちなみに・・・

「あほだら教」の教えでは地獄という発想はあるのでしょうか?
たしか「地獄の思想」にも載ってなかったはずで・・・
by 98k (2010-12-24 23:39) 

Higu

ああっ五島うどんの地獄だき・・・美味しかったですね!!!

そうそう、ボンベは最後は自分が手で暖めてましたっけ・・・
食べ物食べたり、アルコールが入ると、どんどん体が熱くなる体質です!!!
今日も肉とワインでポカポカで窓を開けた部屋で腕まくりしてます・・・

そういえば道端で何かの宗教の人に「あなたの血は汚れてます」といわれたことがあります。
このあいだの健康診断では高脂血症でした・・・
by Higu (2010-12-25 01:43) 

川端

>98kさん

おお。ありましたねそれなんて万国びっくりショー。

つか、

たぶんスゲー手が冷たかったんじゃなかろうか?と(^^:


まあ、ほとんど空ならたとえ破れても「ぷしゅ」ってーくらいのことなのかも知れませんけれど、
それでもアタシは推奨しませんし試してもみません。我が身が可愛くてしょうがないですから(^^)

>>あほだら

さて?別に発想自体はあってもおかしくない気がしますが、知る限りダジャレみたいのばっかで、そういうテーマの経を聞いたことはありませんm(_ _)m

お笑いだと、道化なんてーとそのまんまですが、喜劇とか漫談とかコントとか、なにしろコメディって「あるある」みたいな、そういう真理というか事実を突いてくるカンジが好きです。
by 川端 (2010-12-25 13:15) 

川端

>Higuさん

美味かったですよね。私にはとても新鮮な味わいでした(^^)

>>体質

なんだろ?ちょっとしたパイロキネシスみたいなことなんでしょうか?

もしかするとあの時だって手は冷たくなかったのかも知れませんね(^^;


>>血は

ああ・・・いるなぁ。。。そういう手合(--)


輸血を拒む思想とか、そっち系だったのか、

あるいは医術の心得のある布教家の方だったのかも知れませんね:P

なんにせよ。多少脂っ気というか、食事量そのものを控えてみたりしないと、

アタマん中で「ぷちっ」って聞こえる日が(゚Д゚;
by 川端 (2010-12-25 13:26) 

monozof

さすがに私も火にボンベは怖いですねえ。

とは言え・・・。

どーせならまんま火にくべてみてどの程度の威・・もとい耐久力があるかみてみたい気も?


あ、もちろん私は30mくらい離れておきますけど。
by monozof (2010-12-25 20:14) 

川端

>monozofさん

>>どーせなら

テレビで実験してんのは観た事があるんですけれど、あれは満タンとか満タンから継続で爆発に至るまでとかでしょうから、
ほぼ空からの破壊力みたいのは、参考までに知っておきたいところではあります。

が、

>>30m

テメーを危険に晒すのは、アタシも真っ平でんな\(^^)
by 川端 (2010-12-27 08:54) 

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